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基本的なお参りの仕方


基本的なのお参りの順序、お参りのマナーなど。

はじめに
実際にお参りするまでは「お遍路」とは歩いてお参りするものだと思っていましたが、様々なお参り方法があることがわかりました。ここでは地元で聞いたり調べたものを中心にご紹介します。

手段
お遍路は基本的に歩いてお参りします。道のりは約1440kmで40~50日かかります。他にはバスやタクシー、自家用車、バイクでお参りします。それでも約10日かかります。自転車でお参りするおへんろさんもたくさん居られます。ちなみに映画になったスケートボードでお参りするおへんろさんとはまだ出会ったことはありません。

順序
通常は「順打ち」といい1番から88番まで番号順にお参りします。逆に88番から1番に逆にお参りすることを「逆打ち」といいます。私が聞いた話によるとうるう年には「逆打ち」すると教えられました。

般若心経
お参りする際にお経をあげます。私はまだ覚えてません。汗 お経をあげれなくても気持ちが大切だと思いますので静かに手を合わせお参りしてはと思います。





発心の道場(徳島) 第一番札所~第二十三番札所 23ヶ寺
 
発心とは、仏教に帰依しようとする心を起こすことを言います。すべては救いを求める心から始まります。遍路の旅もその発心の一つ。徳島にある23ヶ寺は、弘法大師と「同行二人」の四国遍路を思い立った人達にとって「発心の道場」にあたる札所です。


修行の道場(高知) 第二十四番札所~第三十九番札所 16ヶ寺
 
修行というと辛く厳しいものと思いがちですが、弘法大師の教えは、そのような苦行ではなく、心身共に仏道を体得し、善行を積むといった精神的な修行を意味します。高知にある16ヶ寺は、そのような「修行の道場」にあたる札所です。


菩提の道場(愛媛) 第四十番札所~第六十五番札所 26ヶ寺
 
菩提とは、道・知・覚で表され、自分自身を知り、真理を明確に知ることによって悟りを開くことと言われています。あらゆる煩悩を断ち切り、不生、不滅の理を悟って、初めてたどり着く境地。発心の道場、修業の道場を経て、愛媛にある26ヶ寺はその「菩提の道場」にあたる札所です。


涅槃の道場(香川) 第六十六番札所~第八十八番札所 23ヶ寺
 
香川県には、弘法大師にゆかりの深いお寺が多くあります。涅槃とは、苦しみや煩悩など、己の一切のとらわれから解かれた絶対自由の境地と言われています。讃岐(香川)を無事に巡ると、四国八十八ヶ所遍路は結願となります。香川にある23ヶ寺は「涅槃の道場」にあたる札所です。